英雄たちの選択「女たちの江戸城無血開城 和宮と篤姫 大奥の闘い」は、とうとうあの大作家が登場!!

毎週見ている英雄たちの選択ですが、今回は「女たちの江戸城無血開城 和宮と篤姫 大奥の闘い」です。
内容も面白そうなのですが、なんといっても出演者がよかった!!

コメンテーターで一番好きな宮崎哲弥さん。この番組は、宮崎さんの教養の深さを見ることができる数少ない番組の一つなんじゃないかと思います。何だか司会者の磯田さんと雰囲気が似てます。

そして、中野信子さん!
年末だったか年始にやってた高橋一生さん扮する保科正之と廊下の椅子みたいなとこで磯田さんと一緒に議論するみたいなシュールな番組にも出演されていたので、もう準レギュラーなんでしょうか。嬉しい限りです。

さらに今回は、なんとあの有名作家
林真理子さんが初登場されました!

でね、やってくれました。期待を裏切りません。

この番組、教養人が集結してるので、レベル高めな議論が展開するんです。
そんな感じで知らず知らず(私は)身構えて見てしまっているんですよ。

そんな中、和宮がいやいやながら帝に説得され徳川家へ降嫁する道中のイメージ映像の後、林真理子さんがぼそっと一言
「おいしそうですね。」
食いしん坊的な発想からの発言なのか?とびっくりしましたが、そうではなかった。
この番組は大変優秀なブレーンがそろっているので
「公家は食べ物の制約が多い為、道中で供された食事は食べたこともないおいしい物だったでしょうね…」など、なるほどという内容に変換されていきます。

また、和宮 VS 天璋院篤姫の大奥での対立については、
「うれしかったんじゃないですか。たまにお汁粉食べるぐらいしか楽しみがなかったのに、こういう風な状況になって…」とポツリ
すかさず中野さんが「心理学でも普通の内容より共通の敵に対する内容を話し合う方が、仲良くなれるという研究結果が…」と補足。

ちょっと異色な発言でした。(この番組では)
的外れなようで、実は確信をつくみたいな
林真理子さんって視聴者というか読者の感覚までイメージをおろしてくるのが上手なんだと思うんです
林真理子さんの作品を全て読んだわけではないけれど、読みやすくて情景が浮かびやすい。
また、エッセイなどでは、京都で着物を着ている人は増えたが、レンタルなのか同じような柄ばかりと、ちょっと嫌われるんじゃないかと思うことを(勇気をもって?)言ったりする。
しかも、地獄に落ちるわよとかそんなことじゃなく、美意識的にこうだとバシッと言えるテレビ出てる人ってあまりいない。
耳が痛いことを言えるって今の時代貴重です。

で、最終的に江戸城無血開城は、和宮と篤姫のバックアップがあったから成功した…のかも?という内容でした。
あれ?っと思った方は、かなりの磯田ファンです。

そう、無私の日本人の大田垣蓮月どうした!?ですよね。
まぁ番組の内容が和宮と篤姫メインなお話ですし、突然京都の尼さんの話されても??ですしね。
要するに西郷や勝海舟や山岡鉄舟たちだけの功績というのではなくて、何人かの女性がやわかい方法で(あさが来た風)江戸を救ったのかもしれないということなんでしょうね。
「殿、利息でござる!」の原作本「無私の日本人」を読んでみた。

坂上田村麻呂は、ゆるい日本の元祖なのか?!1000年単位で日本史に影響を与えた男 「英雄たちの選択 征夷大将軍 坂上田村麻呂」
英雄たちの選択「五代友厚」たぐいまれなる見破る力で日本を助けた男!!
「英雄たちの選択」蛮社の獄 意義を唱える人に対する気持ちのありかたを知る
「英雄たちの選択」足利義教"最凶"の将軍を今知るということの意義






この記事へのコメント


この記事へのトラックバック